暑い日には、視線だけでも空へ
暑さが続いたり、雨が降ったり、今年の夏はどうもすっきりしませんね。
そんな時に自然と作りたくなったのが、青い空や雲、月、虹、宇宙を使ったコラージュでした。
猫たちを現実とは少し違う場所へ
猫の写真を切り抜いていると、「この子をどこへ連れていこう」と考えることがあります。
いつもは雲や花で飾るのですが、部屋や庭ではなく、今回は空へと向かいます。
雪山の上を飛ぶ猫たち|International Cat Day

真夏の雪山に、猫が飛んでいるという思い切った非現実な世界観です。
エイヤッと相手を投げ飛ばしそうな猫の姿が面白く、空を舞う猫たちと、覚めた目でこちらを見ている猫を配しました。
全世界で愛され、きままに生きる猫を主題に。
「涼しさ」と「自由すぎる猫の世界」のコラージュです。
8月8日の世界猫の日によせて。
Happy International Cat Day!
虹の向こうへ|子猫と時計のコラージュ


こちらは可愛らしい子猫が虹の見える雲間から顔を出しています。
ピンクのリボンは誰とつながっているのかな?
雲の間に浮かぶ時計は、これから出会うあなたと過ごせる時を期待させます。
「時計」というモチーフを入れたことでただ可愛いだけではなく、どこか夢の中のような景色になりました。
宇宙を泳ぐ魚と猫|境界のない世界

空なのか海なのか宇宙なのかわからない世界。
魚が宇宙を泳ぎ、猫が雲を歩く。
静かでひんやりした世界に、白い花がゆらゆら。
現実ではありえないものを自然に同居させられるのがコラージュの面白さです。
月夜に浮かぶ猫と金魚|夏の夜のコラージュ


この作品は、和の雰囲気に。青緑の背景に浮かぶお月様とオレンジ色の猫。金魚がひらひらと涼しげに泳いでいます。
お部屋に飾れば、涼しくも不思議な世界が広がります。
写真から始まる、もうひとつの猫の世界
猫の写真は、現実の姿を残すだけでなく、想像の世界へ連れていく素材にもなります。
スマホにある愛猫の姿を、夏にふさわしい一枚のアートに仕立てます。
お気軽にお問合せください。
今月の寄り道|空の次は、海の向こうへ
今、帚木蓬生の『香子(かおるこ)』を読んでいます。
紫式部の生い立ちと並行して、光源氏の物語が綴られていく小説です。
読み始めは、人名や冠位名がなかなか頭に入らず、途中で投げ出しそうになりました。
けれど、光源氏が物語に登場してから俄然面白くなり、Netflixも忘れて読み耽っています。
光源氏の美しさは比類なく、見る者は不吉さを覚えるほどだった、と。
琵琶や琴の腕前も素晴らしく、見事に舞う姿には人々が涙する――そんな源氏の君に、すっかり興味を惹かれています。
また、登場する女性たちの装いも魅力的です。襲の色目が細やかに描写され、絹織物の美しさが目に浮かぶようです。
当時の高貴な女性は、直接男性に姿を見せることはなく、人を介した和歌のやり取りから関係が始まります。
時には、お付きの女性の手引きで男性が忍んでいくこともあり、奥ゆかしいのか大胆なのか、不思議な世界です。
一方で、高貴な身分であっても、後見する男性の力によって人生の浮沈が左右される女性の立場には、やはり哀しさも感じます。
女性が描く女性の悲哀の物語は、当時の人々の心を強く惹きつけたのでしょうね。
今、最後の五巻に入っています。読み終えるのがもったいないような気持ちです。
「これは面白いよ」という本がありましたら、ぜひ教えてくださいね。
最後に、空から水の世界へと場所を移して、涼を感じるコラージュをお届けします。
暑さももう少しでしょうか。みなさま、どうぞご自愛ください。
今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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