【はじめに|大切な猫の記憶を、もう一度かたちに】
今月のブログでは、2度目のご依頼をいただいたお客様の猫ちゃんたちをご紹介します。
初代リリーちゃん、2代目リリーちゃん、そしてその息子トラオくん。
「昔のアルバムの写真を、きちんとした形に残したい」
そんな想いからご依頼をいただきました。
【昭和・平成の写真を丁寧に修復】
お預かりしたお写真は、昭和から平成にかけてのもの。
年月を経て、少し色あせていました。
まずはスキャンしてデータ化し、細かな補正作業からスタート。
できるだけ当時の面影を大切にしながら、自然に美しく蘇るよう整えていきます。
【2代目リリーちゃん|ライラックに包まれたエレガントな一枚】
大切な一枚を、静かに飾れるアートへ。

長毛で明るい毛色が印象的な2代目リリーちゃん。
「紫のライラックの中に佇む感じに」というご希望をもとに制作しました。
花の量や配置を慎重に調整し、落ち着きの中に華やかさを感じる一枚に。お名前は流れるような英字フォントで添え、
上品で大人のインテリアにもなじむ仕上がりになりました。

【親子の一枚|寄り添う時間をそのままに】

次に制作したのは、
2代目リリーちゃんとトラオくんが寄り添うお写真。
試行錯誤を重ね、最終的には緑がかったニュアンスブルーの背景に、クラシックな花々を合わせました。
ほんのりと質感を加えることで、絵画のような深みのある仕上がりに。リボンには、2匹のお名前をさりげなく刻んでいます。

【トラオくん|凛とした存在感を引き立てて】

きりっとした表情が印象的なトラオくん。
さまざまな花との組み合わせを試した結果、クラシックな白薔薇とレトロな金色の額縁を取り入れる構成に。
空と雲、そして白薔薇を背景に、前足を額にかけるような配置にすることで、こちらを見つめる存在感が際立つ一枚となりました。
【初代リリーちゃん|小さな写真からの再構築】

最も古い初代リリーちゃんのお写真は、
現在のL版よりもさらに小さなサイズ。
そのまま拡大するだけでは違和感が出るため、
背景にはイラスト化した花のマッスを使用しました。
レトロさの中にほんの少しの軽やかさを加え、
やさしくなじむ一枚に仕上げています。


【制作過程|お客様と一緒に仕上げるメモリアルアート】

制作途中の段階で画像をご確認いただき、
背景や仕上がりの方向性を一緒に選んでいただきました。
完成後には
「うちの猫たちも、こんなに立派になるのね」
と大変喜んでいただきました。
制作者として、何より嬉しい瞬間です。

【一枚の写真に込められた想いを未来へ】
何気ない一枚の写真にも、
かけがえのない時間と想いが詰まっています。
その記憶を丁寧に汲み取り、
ひとつの「猫のメモリアルアート」として再構築します。
大切な猫ちゃんとの思い出を、
もう一度ゆっくり見つめ直したい方へ。
どうぞお気軽にご相談ください。
今月の寄り道

たまには、こんな世界も。
夏の夜、花火を見ながら、
猫とくつろぐ時間。
現実にはないけれど、
心の中にはある風景です。
蒸し暑い毎日。
たまには好きなものだけ存分に楽しんで、暑気払いしてくださいね。
今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。