秋の深まりとともに、花の色彩もいっそう豊かに感じられる季節
今回ご紹介するのは、華やかなダリアと猫を組み合わせた、4つのコラージュアートです。
深みのある赤、やわらかなピンク。それぞれの色や花の表情を生かしながら、猫たちが佇む小さな世界をつくりました。ダリアは、花びらが幾重にも重なり、豊かな表情を見せてくれる花です。華やかさがありながら、色や合わせる素材によって、シックにも繊細にも見える。その奥行きのある美しさに惹かれます。
今回の作品では、ダリアの写真に植物のイラストや異なる背景を組み合わせ、猫の姿が自然に引き立つように構成しました。甘すぎず、少し幻想的。秋のインテリアにも似合う、猫と花のアートをご覧ください。
深い色彩と花がつくる、印象的な一枚

ピンクの濃淡のダリアを配した作品では、繊細な植物のイラストを組み合わせています。猫の穏やかな姿と花の華やかさが響き合います。
この猫は美しい水色の瞳をしています。その瞳を強調して、背景にも少し深みのある水色を合わせました。
寝そべったまま、ちらっと見上げる目が可愛いです。視線の先に柔らかなダリアの連なりが。
花の存在感を生かしながらも、猫が主役であることを忘れずに。色の重なりや余白を調整することで、華やかさの中にも落ち着きを感じられるように仕上げています。
青緑や淡い色彩が生む、静かな世界
こちらはシックなブルーグリーンのオーバル型の額縁にダリアをあしらいました。オレンジや真紅のダリアがクラシックな額を引き立てます。
その額縁の中には空と雲が広がり、その中に振り向いてこちらを見つめる猫の肖像をあつらえました。
クラシカルな植物の模様や柔らかな背景を重ねることで、どこか異国の絵画を思わせる雰囲気に。
同じ猫と花の組み合わせでも、色彩が変わるだけで、作品の印象は大きく変わります。
猫が何かを語りかけてくるような、そんな作品です。

葡萄と銀色の葉が彩る、シックな猫のコラージュ
こちらはすっくとした立ち姿の猫と、ダリアに加えて葡萄や銀色の葉、菊のアナスタシアをあしらったコラージュです。大人の雰囲気に仕上げました。


猫の写真を暮らしに飾るアートへ
猫の写真には、その子らしい表情や仕草が残っています。
その魅力を生かしながら、花や植物、背景の色彩を組み合わせると、写真とはまた違う楽しみ方が生まれます。
UJ WORKSでは、猫の写真をもとに、その子に似合う背景を考え、花やイラストなどを重ねてコラージュアートを制作しています。
大切にしているのは、猫の姿がきちんと主役になり作品全体に調和が生まれること。そして、眺めるたびに少し心が動くような、余韻のある一枚にすることです。
リビングや寝室、お気に入りの棚などに飾れば、インテリアの中に小さな物語が生まれます。


秋の風景とともに、愛猫の一枚を
季節の花を楽しむように、猫のアートも暮らしの中で楽しんでいただけたらと思います。
今回ご紹介した4作品の中に、お好みの色彩や世界観はありましたか?
秋の花や深みのある色彩が、いつもの風景に少し違った表情を添えてくれる。そんなアートの楽しみ方も素敵だと思います。
愛猫と暮らしている方にも、懐かしい愛猫を身近に感じていたい方にも。それぞれの想いに寄り添う作品をお届けできたら嬉しいです。
愛猫の写真から生まれる、世界にひとつだけのアート。
愛猫の写真から生まれる、世界にひとつだけのアート。
スマートフォンやアルバムに残る愛猫の写真から、その子に似合う花や背景を組み合わせ、オリジナルのコラージュアートをお作りします。
作品の雰囲気や制作例は GALLERY から、サイズや料金、オーダー方法は COLLECTION からご覧いただけます。
「うちの子の写真でも作れるかな?」というご相談も、お気軽にどうぞ。
今月の寄り道|ピカソ展で出会った、色彩と不思議な世界
「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険」へ
先日、東京の国立新美術館のピカソ展へ出かけてきました。会期終了の3日前、日帰りの弾丸ピカソツアーでした。(※ 2026/6/10~9/21)
今回の展覧会は、ポール・スミスが展示構成を監修したもの。会場に入ってまず驚いたのは、部屋そのものがアートになっていたことです。
ある部屋は壁一面が真っ赤。次の部屋は大胆なストライプ。そして、レモンイエローと水色のアーガイル模様が広がる空間も。部屋を移動するたびに景色がガラリと変わり、そのたびに気分まで変わっていきます。
まるで『不思議の国のアリス』の世界に迷い込んだよう。次は何が現れるのだろうと、わくわくしながら歩きました。


そんな空間で見るピカソの作品は、どこかポップで自由で、色彩や形の面白さがいっそう際立って感じられました。ピカソ自身も、この空間を面白がったのではないでしょうか。

こんな部屋で暮らしたいなあ、と思ってしまいました。ここは読書する部屋、ここは音楽を聴く部屋、ティータイム用の部屋、とか。想像しただけで楽しい気分になりました。
絵画を眺めるだけでなく、空間ごと楽しむ美術展。久しぶりに、心が弾むような刺激をもらいました。


モノクロ女性のコラージュ

このコラージュは、モノクロのヴェネツィアの風景と女性に、鮮やかなダリアやバラを重ねています。風景は綺麗なカラー画像でしたが、女性に合わせてモノクロに統一しました。
そこに優しいピンクの薔薇、ノアールという名の深い赤のダリア、そして絶妙なオレンジ色のカラーなど。花を生けるように、かつ絵を描くような気持ちでコラージュを組み立てました。
モノクロの写真に鮮やかな花を重ねてみたり、意外な色や素材を組み合わせてみたり、組み合わせから生まれる面白さを楽しんでいます。
今月も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。皆様これからの良いシーズンを、是非楽しんでくださいね。
